「価格調整額で損することはあるの?よくわかりません・・・」
こんなお悩みをこの記事では解決します。
結論を先に伝えますと、価格調整額で損をするケースはあります。
では、具体的にどんなケースで損をして、どのようにすれば価格調整額の損を回避できるのでしょうか?
- 価格調整額の損をするケース
- 価格調整額の損しないために実践したいこと
- 価格調整額の損を気にするべきか?
これらの価格調整額に関する重要ポイントについてまとめました。
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
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価格調整額で損をするケースはあるが、回避する手段はある

価格調整額で損をするケースはあります。
保有しているだけで損をしてしまうケースもあるので、事前に勉強しておきましょう。
勉強といっても、それほど難しいことを勉強する必要はありません。
- 価格調整額で損をするパターン
- 価格調整額投資で気をつけないといけないこと
- 損をしないために確認すべきこと
この3つを押さえておけばOKです。
最初は難しいと感じるかもしれませんが、参考記事を含めて数回記事を読んでいただければ、理解していただけるかと思います。
資産を増やしたい方は少し手間は掛かりますが、何回か読んでいただけたら幸いです。
価格調整額投資で損する2大パターン

価格調整額投資で損をする代表的なパターンは
- 買いの価格調整額がマイナス
- 評価損失で、価格調整額のプラスが消される
この2つのパターンについて、解説します。
買いの価格調整額がマイナス
買いの価格調整額がマイナスになるケースはしばしばあります。
価格調整額狙いの投資でよく活用されるイギリス100は2015年以降でマイナスになったことはありませんが、アメリカに投資していた場合はマイナスの期間がありました。
米国S500に投資した場合の過去の価格調整額は下記です。

約2年もの間マイナスになっていたので、価格調整額投資には不向きな投資対象でした。
評価損益の損失で、価格調整額のプラスが消される
株価の値上がり益(キャピタルゲイン)でのマイナスが価格調整額のプラスを打ち消してしまうケースもあります。
先ほどの価格調整額単独でのマイナスより、大きなマイナスになってしまうので、評価損益のマイナスは警戒しないといけません。
【評価損益マイナスの例】
- 価格調整額:+2万円
- 評価損益:−30万円
- 合計:−28万円
評価損益の上下動はかなり大きいので、価格調整額の変動を簡単に打ち消してしまいます。
警戒しないといけないのがこの評価損益のマイナスで、大暴落がある場面では評価損益のマイナスがあっという間に数十万円単に。
価格調整額狙いの投資の時は大暴落時の対応もセットで考えておく必要があります。
価格調整額で損しないために実践したいこと

価格調整額で損をしないためにやっておきたいことは
- 価格調整額の履歴を確認する
- 過去のチャートを確認する
- できるだけ下落したポイントで買う
- 売りでか価格調整額を得るのはNG
これらです。
価格調整額の履歴を確認する
価格調整額の履歴を必ず確認するようにしましょう。
過去の運用実績がいい戦略を採用するのが基本で、イギリス100の価格調整額の実績がいいです。

各銘柄の価格調整額を調べて、過去の価格調整額がマイナスになってないか調べるようにしましょう。
過去の価格調整額の履歴の調べ方は下記記事で解説してますので、ご確認ください。
参考記事:
過去のチャートを確認する
価格調整額投資は配当のように受け取る投資なので、下落した時に買った方が利回りが良くなります。
過去のチャートを確認して、今がどの位置にあるのかを確認しましょう。
価格調整額投資の考え方は下記です。
- 株価指数は長期で見れば、下落を取り戻すと考える
- 低い価格で買えば、価格調整額のプラスは大きくなりやすい
- 下落時に買い増せるかどうかが重要
過去チャートの下落時を見て、どこまでの下落があり得るのか、今は高値圏なのかを判断するようにしましょう。
できるだけ下落したポイントで買う
価格調整額投資はとにかく下落した時がチャンスです。
ただ、そう簡単に下落してくれるわけではなく、ずっと上昇を続けたり、株価がそこまで変わらなかったります。
価格調整額投資では一定のルールを決めておくことが大切です。
- 最高値更新のタイミングでは投資しない
- 移動平均線を基準に投資する
- 10%以上の下落があった時は買い向かう
- 買いのペースは1ヶ月に1回(2回でもいい)など一定ペースにしておく
詳しくは「イギリス100価格調整額狙い投資」で、解説しています。
大事なのは上がったら買うのではなく、下がってきたタイミングで買うこと。株価指数CFDはロスカットレートがあるので、価格調整額投資をする場合はロスカットレートを幅広く取りましょう。
売りで価格調整額を得るのはNG
価格調整額の売りがプラスだからといって、売りで勝負するのはNGです。
基本的に、株価はヒタヒタと右肩上がりで上がっていくものですから、売りで勝負するのは流れに逆行する行為になります。
価格調整額はプラスになるかもしれませんが、難易度が高い投資になるので、売りで勝負するのはやめましょう。
- 価格調整額の履歴を確認する
- 過去チャートを確認する
- できるだけ下落したポイントで買う
- 売りで価格調整額を得るのはNG
価格調整額の損を気にするべきか?戦略別に解説

価格調整額の損を気にするかしないかは戦略によるところが大きいです。
ここからは戦略別に価格調整額を気にするべきかを解説します。
当ブログの中心戦略なら気にしない
当ブログの中心戦略は【最重要記事】株価指数CFD米国S500キャピタルゲイン中期総取り戦略を公開です。
S&P500を中期的に取りに行く戦略なんですが、キャピタルゲインを取りに行く場合は価格調整額の損を気にする必要はありません。
価格調整額の損はあくまで配当のように、長期的に運用益を取りたい人が気をつけないといけないものです。
- 値上がり益狙い(キャピタルゲイン狙い):価格調整額のマイナスを無視して、値上がり益を狙う
- 価格調整額狙いの投資:価格調整額がマイナスになってない銘柄を選ぶ
当ブログの戦略は値上がり益狙いの投資なので、価格調整額がマイナスになっても気にしません。
値上がり益に比べれば、価格調整額は微々たるものなので、無視して運用を続けます。
長期で価格調整額を得る戦略(イギリス100戦略)なら気にする
私はすでに撤退していますが、イギリス100の戦略を採用している方は価格調整額を気にしないといけません。
価格調整額を得る戦略は価格調整額のプラスに依存している投資なので、価格調整額のマイナスは運用益のマイナスに直結するからです。
イギリス100の場合はマイナスになったことがありませんが、アメリカの米国S500などは価格調整額のマイナスがあります。
【自分の戦略を押さえておく】
- 価格調整額狙いなのか値上がり益狙いなのかをはっきりさせておく
- 値上がり益狙いなら、価格調整額を気にしなくていい
- 価格調整額狙いの投資をしているなら、価格調整額の動向を常にチェックする
イギリス100で価格調整額を得たい人向けの投資戦略は下記です。
私の中心戦略ではありませんが、1つの戦略としてはありですので、興味がある方は参考にしてみてください。
参考記事:価格調整額狙いの投資はおすすめか?成功・失敗パターンを全解説
まとめ:価格調整額で大損することはない!値上がり益狙いなら無視してOK

基本的に価格調整額狙いで大損することはありません。
なので、そこまで気にしなくていいんですが、価格調整額に依存した戦略を採用している場合は価格調整額の推移を見るようにしましょう。
当ブログの戦略を採用する場合は価格調整額を全く気にする必要はありません。
価格調整額よりも値上がり益の方が上昇幅が取れるので、無視して価格上昇を取りに行きましょう!
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