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CFD長期保有戦略のメリット・デメリット!具体的な始め方とともに解説

CFD長期保有戦略のメリット・デメリット!具体的な始め方とともに解説

CFDの長期保有はゆったりと運用したい方にとって、有効な戦略です。

1年〜数年単位で大きな運用益を出すことができます。

そんなCFDの長期保有戦略ですが、当然デメリットもあり、メリットとデメリットの両方を知って運用するのが成功する上で大事です!

では、具体的にはどんなデメリットがあるのでしょうか?

この記事では株価指数CFDのメリットとデメリットの両方を紹介し、長期投資の優位性がどこにあるのかを具体的な戦略を含めてお伝えします。

株価指数CFD長期保有を考えている方はぜひ参考にしてくださいね!

【当ブログの理念】

CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。

運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など

株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。

口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ

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目次

CFD長期戦略の概要

CFD長期戦略はシンプルです。

  1. イギリス100で価格調整額を得る
  2. 米国S500が20%以上下落した時は米国S500を購入(値上がり益狙い)

この2つを実行して、ロスカットレートを広めに設定しておくだけ。

真似しやすい点目先の値動きをそこまで小さく気にしない点がメリットです。

ただ、デメリット面もありますので、ここからはCFD長期保有戦略のメリットとデメリットをお伝えしていきます。

CFD長期保有戦略のメリットとは?

CFD長期保有戦略のメリットは次のとおりです。

  • 売買回数が少ないので、精神的に疲れない
  • 保有しているだけで価格調整額が手に入る
  • すでに戦略を実践している投資家を真似しやすい

順番に見ていきましょう。

売買回数が少ないので、精神的に疲れない

長期保有戦略は一度買ったら、その後は放置しておくだけの戦略です。

売買しない期間が長いので、ロスカットレートに気を配りながら、そのまま放置しておくことになります。

【通常の投資】

  1. 値上がりするかどうか判断する
  2. 投資する
  3. 利益がどれくらい乗ったら売るか判断する
  4. 売却する

【CFD長期投資】

  1. 株価が下がったところで、イギリス100を購入
  2. ロスカットレート設定
  3. そのまま待ち続ける

トレードがうまくできなかったり、損切りがうまくできなかったりする人に向いている戦略です。

保有しているだけで価格調整額(配当に近い形の収入)が増える

買いタイミングが絶好のタイミングだった場合は保有しているだけで、運用益が増えていきます。

配当金のような運用益を積み上げていくイメージです。

短期戦略では売るタイミングを常に考えないといけませんし、損切りも素早く実行する必要があります。

短期戦略売買回数が多め
損切りが必要
うまくいけば儲けられるが、失敗すると悲惨
長期戦略売買回数が少ない
損切りは基本的にしない
短期戦略の方が資金効率が良くなる可能性がある

一長一短なわけですが、投資で神経をすり減らしたり、保有しているだけで簡単に売買できるようになるのが魅力。

徐々に価格調整額が増えていくので、投資の喜びを感じられるでしょう。

すでに実践している投資家を真似しやすい

長期保有戦略はすでに戦略を実践している投資家を真似しやすいです。

短期売買は投資家が買ったタイミングをいちいち公表してくれませんし、売りタイミングも実際に売った後にSNSで公開されるので、真似が難しいです。

しかも、情報を見逃してしまったら、あなただけ大損するなんてことになりかねません。

長期保有戦略は買って保有するだけなので、他の投資家の真似をしやすいです。

買うタイミングも年間数回程度だったりするので、多少買うタイミングの誤差があっても問題ありません。

まったり運用できる点が長期保有戦略の大きなメリットです。

なぜ買うタイミングに多少誤差があってもいいのか?

短期売買は日足以下を見てトレードします。

長期保有は週足や月足を見て、長いスパンで投資するので、大きな下落があった時だけ投資します。投資回数は少ないですが、数日ぐらいの誤差なら問題ないことが多め。

2020年の大きな下落も、数日〜数週間の誤差ならいずれもプラスの成績になっていました。

CFD長期保有戦略のデメリット

CFD長期保有のデメリットは下記です。

  • 短期売買よりも資金効率が悪くなる可能性がある
  • 含み損やロスカットの恐怖と戦う可能性がある
  • 売買回数が多いので、つまらない可能性がある

これらのデメリット面を順番に見ていきましょう。

短期売買より資金効率が悪くなる可能性がある

株価指数CFDの長期保有はイギリス100で行います。

その理由は後ほど詳しく解説しますが、簡単に言いますと3ヶ月に1回入る価格調整額が大きいのが理由です。

ただ、イギリスの株価とアメリカの株価を比較した時に、アメリカの株価のほうが値上がり益が大きくなる可能性があります。

【イギリス100とアメリカ】

  • イギリス100:価格調整額は大きいが、値上がり益は小さめ
  • アメリカ:価格調整額は小さいが、値上がり益に期待できる

アメリカの値上がり益がイギリス100の価格調整額を上回る可能性も。

運用の楽チンさは長期保有の方が楽です。

なんてったって、買った後はそのまま放置でいいわけですからね。

ただ、より大きな値上がり益を狙うとなると、アメリカに投資した方が適しているケースもあり、今は仮想通貨のような急激な上昇が期待できる投資対象もありますよね。

運用の楽さと積極的な利益を狙っていくかどうか、判断していく必要があります。

最初は楽な長期保有を頑張って、そのあと積極的な売買戦略に切り替えたよ!

含み損やロスカットの恐怖と戦う必要がある

長期保有するということは含み損の期間を覚悟するということです。

含み損の期間はかなり長くなる可能性がありますから、「いつになったら回復するのかわからない恐怖」と戦うことになります。

また、CFDはロスカットがありますから、ロスカットレートに近づいた場合はロスカットレートを拡張するか、ロスカットされないことを祈るかしか対応手段がありません。

マイナス面
  • ロスカットレートを拡張するには追加資金が必要になる
  • 含み損が元本に対して、50%以上になるケースもある

実際に経験してみると、思ったよりもリスクに耐えられなかったりします。

どれくらいリスクに耐えられるかは経験してみないとわからず、毎日ヒヤヒヤしながら生活することになるかもしれません。

含み損やロスカットの恐怖がCFD長期保有のデメリットです。

売買回数が少ないので、つまらない可能性がある

週に数回〜毎日売買したい人にとってはつまらない戦略かもしれません。

売買回数は年間数回〜月1回程度ですし、株価が高値を追っている時は全く売買しない戦略でもあります。

長く保有するので、高値からの下落に巻き込まれるわけにはいきません。

長期保有の売買回数
  1. 下落するタイミングを待つ
  2. 場合によっては1年に数回しか売買しないケースも
  3. 調子のいい年にあまり投資できない可能性がある

毎年1回程度は10%ほどの下落がやってくるので、その下落のタイミングで投資します。

下落が少ない年は他の投資家が稼いでいるのをただ眺めてしまうだけになり、それが「つまらない」と感じてしまうかもしれません。

ただ、CFD長期保有で失敗しないためには下落を待つのが1番の重要です。

2018年末の下落や2020年の下落のように大きな下落は必ずあるので、その時まで長期戦略は投資を待ちます。

売買回数が少なくてもまったり運用して運用益を得たいという方は長期保有戦略がおすすめでしょう。

CFD長期保有戦略を効果的に制する方法

長期保有戦略の手法は極めてシンプルです。

  • 10%下落でイギリス100を購入する
  • 20%下落で米国S500を購入する(イギリス100購入は停止)

下落幅によって、購入対象を変えます。

10%下落でイギリス100を購入する

高値から10%下落したタイミングからイギリス100を定期的に購入してきます。

直近の高値が7500だった場合、6750になった段階から購入です。

10%下落した後から定期的に購入していき、下落するたびに購入していきます。

購入タイミング
  1. 直近高値から10%下落で購入
  2. 10%以上下落したところに株価がある場合は追加購入、上昇したら購入をやめる

ロスカットレートは4000に一旦は設定。3500程度まで拡張を想定しておく

ロスカットレートはかなり広めにしているので、ロスカット水準に達する可能性は高くありません。

年間の利益率は8%から10%ほどになる見込みですが、下落した局面で買えば買うほど収益はよくなります。

長期戦略の場合はいかに下落まで待ち切れるかがポイントです。

【イギリス100月足(少なくても年間1回〜2回はチャンスあり)】

イギリス100月足

2年に1回ぐらいはかなり大きな下落がきているのがわかります。

下落するまでひたすら待って、そこでしっかり購入していきます。

20%の下落で米国S500を購入する

米国S500が20%下落した時はイギリス100の購入よりも米国S500の購入を優先します。

その理由は米国S500の方が値上がり益に期待できるからです。

ただ、20%下がる局面は数年に1回しかなく、基本的に買い場はやってきません。

イギリス100と米国S500の買い場
  • 基本的にはイギリス100を買う
  • 米国S500が高値から20%下がった時だけ米国S500を購入する

※ 米国S500のロスカットレートは高値から40%下落のところ

最近の例で言いますと、2020年3月と2018年末のケースが買い場にあたります。

買いタイミングが少ないので、つまらなく感じるかもしれません。

ただ、下落をひたすら待つので、その後の運用益はかなり大きなものになります。

大きな下落で買って、その後の数年で運用益を出すスタイルです。

CFDのデメリット「長期保有は向いてない」は本当か?

CFDのデメリットとして、「長期保有に向いてない」ということがよく言われます。

ネット上ではよく言われますが、実際にどうなのかをここではまとめました!

保有できれば大きな運用益

レバレッジが掛かっているので、長期の上昇を取れれば大きな運用益が期待できます。

  • 2020年3月の下落後の上昇
  • 2018年年末の下落後の上昇

下落の後には上昇が待っているので、その局面で保有していればかなり大きな運用益が期待できます。

イギリス100売却

上記は2020年3月〜4月にかけて買ったイギリス100で、ロスカットレート拡張も含めて、4.5万円前後で運用していました。

CFDの力を借りて、1年ちょっとで30%~60%の運用益を出せています。

細かく投資しないので継続的な利益にはなりませんが、大きな下落時に淡々と買っていくことで数年後の運用益が期待できます。

ロスカットレートを自由に設定できるので、レバレッジ管理は可能

GMOクリック証券ではロスカットレートを自由に設定できます。

買った瞬間はレバレッジ10倍になっていますが、ロスカットレートを拡張するとレバレッジが下がっていくんですね。

その特性を利用して長期で保有すれば、現物よりも収益率が高くなるというのがこの戦略です。

現物とCFD
  • 現物:ロスカットのリスクがない。いい個別株に投資できた場合は運用益が跳ね上がる
  • CFD:利益率を上げられる。レバレッジがあるので、上昇した時は大きく取れる

下落時に買うことが何より重要

下落トレンドは思った以上に長く続くのが定説ではありますが、長期保有では下落時に買う必要があります。

上昇時に買ってしまうからこそ、長期保有の下落に耐えられなくなってしまうのであって、大きな下落時に買い増せば、ダメージは少なくて済みます。

下落時に買えば、必要な証拠金の額も少ないです。

2020年3月の下落で買えれば、2021年以降はイギリス100が7000まで戻しましたから、かなりいい投資だったと言えます。

下落時の最も怖い時にロスカットレート大きめに買うのがCFD長期保有戦略です。

まとめ:CFD長期保有のデメリットは含み損!長期は損切り下手向けの戦略

私自身損切りはうまくなく、長期運用は私のような損切り下手な人向けの戦略です。

大きな下落があった局面で買って、そのまま長期で保有しておくだけの戦略なので、精神的にあまり疲れません。

【長期運用のデメリット】

  • 含み損に耐える必要がある→損切りしない人は含み損に強い人向け
  • 売買回数が少ないので、つまらない可能性→ゆるめの投資スタイル向き

長期保有戦略は頻繁な売買で損失を繰り返し出してしまっている人や投資をする時間がそこまでない人向きの戦略です。

イギリス100は3ヶ月に1回価格調整額が得られるので、配当金のような収益が期待できます。

まったりと投資したい方は長期戦略が向いているでしょう。

GMOクリック証券で運用していますので、無料で口座開設してみてください。

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