CFDは危ないからやめとけ?
私自身は株価指数CFDを積極的に行っていますが、CFDはやめといた方がいいのでしょうか?
結論としては、短期的に運用益を得たい人は株価指数CFDを活用しても問題ありません。
ただ、「やめとけ」と言われる理由もあります。
【記事でわかること】
- やめとけと言われる理由と損失金額
- CFDを運用する目的
- CFDに向いてる人と向いてない人
CFDのネガティブ要素とポジティブ要素を知って、短期的に運用益を得る投資を始めたいと思った方はCFDを活用してみてください。
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など
株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。
口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ
「CFDはやめとけ」は本当か?〜大きな運用益が狙えます〜

私は株価指数CFDが好きな投資です。
米国株の株価指数に投資すれば、基本的には上昇を見込めるだけでなく、1ヶ月程度でそれなりの運用益が狙えます。
資金管理が大事
株価指数CFDはリスクも大きくなるので、資産前提のわずかな部分で始めるのが大事です。
- 投資資金の1%
- 投資資金の3%
- 投資資金の10%
などと範囲を決めて、始めるようにしましょう。
個人的に全投資資金の10%以上CFDに投資するのはおすすめしません。
リスク許容度は人それぞれ違いますが、最初は小さい資金でトレードしてみるのがいいでしょう。
つみたてNISAは長期でCFDは目先
つみたてNISAやiDeCoの積立は株価指数CFDの積立戦略は同じ積立戦略でも違います。
- つみたてNISA、iDeCo:基本的に積み立てていくだけ
- 株価指数CFD:定期的に決済しながら積み立てる(数ヶ月〜数年スパン)
株価指数CFDは常に建玉を持ちながら、決済もしていきます。
10個持っていたら、定期的に1個〜2個決済するイメージです。
株価指数CFDを老後まで積み立てると、一時的な暴落でロスカットになってしまう可能性があります。
同じ積立と言っても、若干意味合いが違う点を意識しておきましょう。
CFDは好きな投資
CFDは短期間で大きな運用益を狙えるので、好きな投資です。
2021年12月の運用益をまとめました。

投資資金は20万円で予備を30万円用意してましたが、予備は使いませんでした。
損失局面もありますので、詳しくは株価指数CFD最新戦略まとめで実績確認してみてくださいね!
2021年は基本的にプラスを確保できました。
下落局面で上手に投資できれば、効率よく運用益をゲットできます。
CFDをやめとけと言われる理由

CFDをやめとけと言われる理由は次のような理由が挙げられます。
- 含み損が大きくなる
- 時期を見定めてエントリーする必要がある
- 毎年戦略が異なり、対応が必要
これらのポイントを一緒に見ていきましょう。
含み損が大きくなる
株価指数CFDはレバレッジを掛けるので、損失も大きくなります。
米国S500が100pt下がれば、建玉1つにつき約1万円損失するので、1,000下がると10万円以上の損失です。
ただ、米国株の長期的な上昇を考えるなら、レバレッジによって大きな運用益を出すのも有力な選択肢。
- 長期で勝負しすぎない
- 下落した時まで待てる
- 戦略がきっちりしている
こういった人の場合は株価指数CFDを活用する意義ありです。
うまくできれば、1ヶ月ぐらいで一定程度の運用益を出すこともできます。
【2021年12月の運用益】

時期を見定めてエントリーする必要があるから
株価指数CFDはある程度エントリーポイントを見極める必要があります。
その見極め方が難しいので、「やめとけ」になるわけですね。
いろんな投資を使い分けることで対処しています。
毎年戦略が異なるから
単純に毎月積み立てる戦略もありますが、その戦略は私は推奨しません。
含み損が大きくなってしまうからです。
そして、株価指数CFDの場合、毎年取るべき戦略が違ってきます。
- 2020年:どこで買っても我慢してればプラスになった
- 2021年:移動平均線付近で買うとプラスになった
- 2022年:FRBの金融政策が逆風なので、下落を待つ局面
下落時に一気に株価指数CFDをやって、ロスカットを我慢するのが最も上昇を取れます。
2020年3月の下落時に買っていれば、後々の大きな上昇を取れていたわけです。

株価指数CFDはトレンドラインに沿って買うやり方が主流ですが、ロスカットレートを広げれば、下落時に買う投資もできます。
CFDの戦略は様々です。
ただ、下落時は想像以上に下落が続くケースがあるので、明確な買いポイントを決めておくことが重要になります。
CFDに向いている人はこんな人

CFDに向いている人の特徴をまとめました。
- 短期間で運用益を出したい人
- できる投資の種類を増やしたい人
これらに当てはまる人はCFDに向いています。
短期間で運用益を出したい人
短期間(1週間〜1年ほどをめど)で運用益を出したい人はCFD投資が向いています。
つみたてNISAやiDeCoは10年以上の長期投資が基本なので、将来の資産は増えますが、今使えるお金は増えません。
- つみたてNISA・iDeCo:老後資産に向けての投資
- 株価指数CFD:数週間〜1年で利益を出す投資
株価指数CFDで積立する方もいますが、基本的にCFDは短期売買が基本です。
長期で積み立てる戦略を採用する場合は下落した局面で買って、ロスカットレートを広げて持ち続けましょう。
できる投資の種類を増やしたい人
投資できる種類を増やしたい人にも向いています。
CFDの米国S500は5万円〜6万、米国NQ100ミニは2万円弱で購入可能です。
株価指数CFDはチャートを見ながらの投資になるので、チャートに強くなります。
- チャートを見ながらの投資に慣れる
- ロスカットの考え方がわかる
- レバレッジありの取引がわかる
CFD投資初心者の失敗パターン〜避けることで大失敗回避〜

CFD初心者が陥りがちな失敗パターンは下記です。
- 米国株に投資する
- 売りでエントリーする
- ダメな時期に投資しない勇気がない(成功体験を引きずる)
これらについて、解説します。
米国株以外に投資する
CFDに投資するなら、米国株が最も無難です。
インドなど今後が期待される投資対象もありますが、初心者の場合は米国に投資しましょう。
アメリカに投資するメリットは他にもあります。
- ニュースが入ってきやすい
- 世界の中心なので、勉強にもなる
- 過去の株価推移の実績
仮にインドに投資する場合、アメリカとインドの両方を勉強しないといけません。
「インドだけでいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、アメリカの影響を受けてしまうため、アメリカの勉強も必要です。
まずはアメリカに投資して、投資に詳しくなってから、インドなどその他の投資対象に投資するのがいいでしょう。
売りでエントリーする
初心者の方の場合、売りでエントリーするのも避けた方がいいでしょう。
売りでエントリーするのはかなり難しいです。
ある程度の経済ニュースや金融政策を知っておかないと、売りで運用益を出すことはできません。
- 買いでエントリーする
- 様々な株価構成要因を知る
- チャートに関しては完璧になる
- 売り戦略を試す
- それでも外れる
③までをきっちり知ってから、売りで勝負する必要があります。
初心者の方には難しいので、買いだけで勝負するべきです。
私も売りではほぼ入りません(たま〜にやりますが)
ダメな時期に投資しない勇気がない
米国株は上昇局面が多いので、運用益を出しやすいです。
2021年は運用益をガンガン出せましたが、相場の空気感が悪い時は運用を控えるのが運用益を確保する最大のコツ。
失敗してしまう人は「辞める決断」ができず、「トレード回数を増やして、運用益を増やそう」と考えて、運用益をどんどん減らしてしまいます。
- 運用益が出る
- もっと運用益を出そうとトレード回数を増やす
- 相場の空気が悪くなる
- トレード回数を減らせない
- 運用益をなくす
相場の空気感が悪い時やFRBの金融政策が悪い時はトレード回数を減らしたり、戦略を変える勇気が必要です。
2022年の戦略も当ブログで紹介してますが、「3月までは休み、上半期のトレード回数は少なめ」と書いています。
休む時に休めるかどうかが株価指数CFDではとても重要です。
株価指数CFDの気になる損失金額を分析

ロスカットレートをどこまで広げるかにもよって差がありますが、おおよそ下記の金額になります。
【建玉1つあたりのロスカット推定】
- 米国NQ100ミニ:1万円弱
- 米国30:2万円前後
- 米国S500:3万円〜4万円
※ ロスカットレート次第でいくらでも変動するので、あくまで概算です。
ロスカットレートを設定でき、そこまで指数が下落すると強制ロスカットです。
注文する前でも後でもロスカットレートは変更できます。
このあたりは実際に運用しないと難しいですが、【使い方網羅】株価指数CFDを売買する時に必要な操作手順一覧〜GMOクリック証券〜で解説中です。
口座開設自体は無料なので、実際に操作画面を動かしながら理解していくと理解がスムーズに進むでしょう。
株価指数CFDはやめとけ?短期運用益狙いならあり

つみたてNISAやiDeCoで老後をよくするのはいいものの、今のお金を増やしたい人もいますよね。
私もその1人です。
「将来のお金は着々増えてるけど、よくよく考えたら今の生活はそんなによくなってない」という人は多いかと思います。
今のお金を増やす手段として、株価指数CFDを活用するのはあり(今とは言っても、投資期間が1年以上になることもありますが)
もちろん全部が全部うまくいくとは限りませんが、勉強する価値がある投資です。
- 短期的な運用益を得たい人
- 損失のリスクを理解できる人
- 新しい運用に挑戦したい人
将来の資産もいいけど、今後1年ぐらい資産を増やしたい方はCFDを活用してみてくださいね。
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