株価指数CFDのイギリス100積立投資は撤退しました。
株価指数CFDの積立はイギリス100戦略がネットでも多く取り上げられていますが、今はうま味があまりないなと感じています(悪い投資とは思いません)
【この記事でわかること】
- 株価指数CFD積立戦略の基本的な考え方
- イギリス100撤退の理由
- 株価指数CFDの新たな積立戦略
このあたりのポイントをまとめてますので、参考にしていただけると嬉しいです。
なお、株価指数CFDは初心者の方でも扱いやすいGMOクリック証券で運用しています。
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など
株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。
口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ
【2022年最新戦略】株価指数CFDS&P500下落積立戦略
積立戦略とは言うものの、その年その年によって、相場環境は全く違います。
2022年はFRBによる利上げやバランスシート削減の可能性から、下落する可能性が高い年だと判断。
そこで実行する積立戦略が「下落積立戦略」です。
2022年の重要事項:ロスカットを大きめに取る
2022年は下落幅が大きくなるかもしれません。
高値から25%ほどの下落には耐えられるようにしておきましょう。
積立で投資するので、なんとか持ち続けるのが基本線になります。
不安定な情勢になることが見込まれるので、ロスカットレートを広げるための資金は用意しておきましょう。
そして、3月までは買わずに、それ以降で買っていきます
株価指数CFD最新戦略まとめに詳細を載せてます。最新戦略チェックしてね!(2022年は3月まで買わない!!)
買いポイント① 週足SMA(25)を割り込んで買う

上記画像の青の線を下抜けたら買います。
具体的には青の線から30ポイント下のところでまず1つ目を買うのが理想です。
この青のラインは2020年のコロナショック以降、実体線で割り込んだことがない水準。
この水準を割り込むと一気に下落していく傾向がある線です。
買った後はロスカットレートを設定しますが、高値から25%下落してもいいように、3600未満に設定しておきましょう。
ロスカットレートに近づいた時は追加資金で、ロスカットレートを広げていきます。(この資金余力も忘れずに)
資金余力があまりない場合は買いポイント②で買います。
買いポイント② 週足SMA(50)

赤い線を割り込んだところで買いをいれます。
このケースも30ポイント下がったところ買いですが、週足SMA(50)まで下落しているとなると、市場にかなり動揺が走っている可能性があります。
一気に下がっていくかもしれませんが、その場面で買いを入れます。
この場面でもロスカットレートは3600未満に入れますが、先ほどの買いポイントより少ない資金で運用可能です。
買いポイント③ 暴落したら買う(15%以上の暴落)
高値から15%以上下落したら買います。
S&P500の高値が4800付近なので、4080で買いです。
ここまで来るとそれなりに大きな下落なので、市場は混乱しているでしょう。
ただ、そのような時に買い向かって、ロスカットレートを大きくしておけば、運用益を大きくできます。
- これまでに買った建玉のロスカットレートをまずは確認する
- 新しい建玉を買う
- 新しい建玉のロスカットレートを設定する
この順番で作業してください。
コロナショックでは30%ほどの下落でした。
2022年はそこまでの下落はないと思いますが、それなりの下落は見込んでおいた方がいいでしょう。
意外といい買い方 週足SMA(25)を割り込んだら、定期的に買う
買いポイントを明確にするのが大変という方は週足SMA(25)を割り込んだら、一定ペースで買うという方法があります。
- ロスカットレートを3600に設定した時の買い付けに必要な金額をメモ
→実際にロスカットレートを変更して、算出する - 米国S500を何枚買えるか計算する
- 週足SMA(25)を下回る限り、一定ペースで買い付け
1ヶ月に1回でも、2ヶ月に1回でも、1週間に1回でも構いません。
週足SMA(25)より下になったら、一定ペースで買い、週足SMA(25)よりを上抜けたら買い付け終了です。
これによって、下落局面で建玉を買い増せます。
ここまでが2022年の戦略です。
ここから先は積立に関する基本的な考え方をお伝えします。
2022年は相場環境が違うので、基本的にはこの上までの部分を重要視していただけたらと思います。
公式サイト→GMOクリック証券
株価指数CFD積立戦略の基本的な考え方

株価指数CFDの基本的な考え方は下記です。
- 長期で価格調整額を得る
- キャピタルゲインをガッツリ取る
まずは基本的な2つの考え方をご紹介します。
戦略① 価格調整額長期獲得戦略
株価指数CFDでは価格調整額を受け取ることができます。
極めて単純な戦略で、そこまで投資戦略がしっかりしてなくても、できてしまう戦略です。
具体的な戦略の中身をまとめました。
- イギリス100に投資する
- 投資するタイミングは定期
- 大きく下落した時は追加購入する
価格調整額は3ヶ月に1回配当のように入ってくるので、だんだ運用益が増えていくというわけですね。
ただ、私は今価格調整額狙いの投資をしていません。
その理由は後ほど解説します。
【イギリス100過去の価格調整額】
ずっとプラスで推移しています。

戦略② キャピタルゲイン総取り戦略
キャピタルゲイン総取り戦略が現在のCFD戦略の基本となっています。
この戦略は米国S500や米国NQ100のようなアメリカに投資する投資手法です。
アメリカ株は長期で右肩上がりなので、そこを狙って値上がり幅を狙っていきます。
- 買いポイントで買う(後述)
- 保有する建玉の数を決める
- 売りポイントで売る
こちらもかなり作業を単純化しています。
含み損が出ることもありますが、基本的にはその含み損は放置したまま耐え切っていくスタイルです。
詳しい戦略は記事後半の「キャピタルゲイン総取り戦略」でじっくり紹介します。
株価指数CFDの原点は「利回りをインデックス積立より大きく」
株価指数CFDがインデックス投資のパフォーマンスを下回ったら、本末転倒です。
インデックス投資の方がパフォーマンスがいいんだったら、積立投資に集中した方がいいわけですから、株価指数CFDでは大きな運用益を狙っていきます。
数ヶ月で30%ほど資産を増やせる可能性があるのがCFDの世界です。
【株価指数CFDをやる意味】
- 短期間で資産を増やせる(3ヶ月で30%超えも)
- その分下落幅も激しい
- 上昇する株に対して、戦略的に仕掛ける必要がある
つみたてNISAのパフォーマンスに劣後していてはやる意味がありません(手間が掛かるだけになるため)
積立投資よりもパフォーマンスをよくするという意識を明確にしてから、株価指数CFD投資に取り組んでいきましょう。
株価指数CFD積立でイギリス100から撤退したのはなぜか?

イギリス100に積み立てて、価格調整額を得るという戦略があります。
Googleで調べれば、それなりに記事が見つかると思いますが、そのイギリス100戦略からは撤退しました。
その理由をここではお伝えします。
運用益の旨みがだんだんなくなりつつある
イギリス100積立投資で、価格調整額を狙うのは旨みがなくなってきています。
ここ数年のイギリス100の価格調整額を計算してみました。
【イギリス100過去3年の価格調整額】
- 2020年:2310円
- 2019年:3468円
- 2018年:3711円
価格調整額を長期で受け取るのはロスカットを避けないといけませんから、ロスカットレートは広くなります。
2020年3月のコロナショックでも耐えられるように、ロスカットを「4500」に設定すると、必要な金額は4万4000円ほどです。
価格調整額と必要資金を計算すると、下記のようになり旨味がありません。
- 必要資金は4万4000円(イギリス100を「7000」で購入、ロスカットレートは「4500」)
- 2018年〜2020年の価格調整額の平均は「3163円」
- 利回りは7.18%
→インデックス投資と大差なく、メリットがそこまでない。
米国株のパフォーマンスがいい
米国30や米国S500、米国NQ100でCFDをすると、上昇時に大きな運用益を得られます。
この運用益を取りに行った方がイギリス100で積み立てるよりパフォーマンスがよくなる可能性が高いので、イギリス100から撤退しました。
- 米国30:数ヶ月で10%以上の運用益を取ることも可能
- 米国S500:米国30に同じ
- 米国NQ100:1ヶ月で30%以上の幅があることも
米国S100が100ポイント上昇すると1万ちょっとの運用益を得られます。
イギリス100は1年で10%未満でしたが、アメリカに投資すると数ヶ月間だけでも10%以上のリターンが狙えます。
であるなら、堅実な投資はインデックス投資に任せて、株価指数CFDではアメリカで大きな運用益を狙っていく方が効率がいいいと考えました。
イギリス100は価格調整額が受け取れるいい投資ではあるんですが、つみたてNISAやiDeCoで米国株に積立投資するパフォーマンスに比べれば微妙です。
長期で運用するリスク
長期で運用すればするほど、大きなリスクに直面しやすくなります。
2021年だけ運用していれば、20%以上の暴落がなかったわけですが、2020年から運用していれば、20%以上の暴落に直面しました。
長期で運用すると、どうしてもリスクがつきまとうようになります。
【長期で運用するリスク】
- 運営会社の方針転換リスク
- ロスカットリスク
- 暴落に巻き込まれるリスク
イギリス100積立は長期戦略はかなり長い期間になるのに対して、アメリカへの積立はやや短めです。
では、具体的にどのような戦略を行なっていくのでしょうか?
【2021年までの戦略】株価指数CFD積立戦略①〜キャピタルゲイン中期総取り戦略とは?〜

まず1つ目の戦略はキャピタルゲイン中期総取り戦略です。
初心者向けの戦略となっていて、株価指数CFDを最初に始める方向けの戦略です。具体的なやり方をここから解説していきます。
米国S500を選ぶ
初めて挑戦する場合は米国S500を選ぶようにしましょう。
米国NQ100は上昇を狙えるいい投資対象ではありますが、初心者の方がいきなり経験する値動きとしてはやや大きいです。
- 米国S500で経験を積む
- 値動きややり方に慣れる
- お金に余裕がある人は米国NQ100へ挑戦(利益・損失ともに大きくなる)
基本的には米国S500でやりましょう。
米国NQ100は値幅が大きくなってしまうので、ある程度株価指数CFDに慣れてからがおすすめです。
移動平均線を目安に積み立てていく
株価指数CFDはGMOクリック証券で行い、過去チャートをもとに積み立てるポイントを決めていきます。
買いポイントは下記です。
- 保有しておく枚数をあらかじめ決めておく
- 日足50SMAタッチで買う(初期からチャート表示を変更する)
- 週足の25SMAタッチでも買う
- 大暴落した場合(20%以上)は上がってくるのを待ってから買う
→ほとんど機能しない。①②がメインです。
※ 建玉は1枚ずつ買っていく。保有枚数が6枚以上の場合は2枚ずつ買っていきます。12枚で3枚、18枚で4枚ずつです。
- 常に保有しておく枚数を決めておく
→1枚15万円確保する
→予算45万円なら、3枚保有
→4枚目を買う時に1枚売る(利確) - 1月中旬、7月〜8月に売る
→2月・9月・10月は相場が悪い確率が高いため、保有枚数を減らす - 日足25SMAから上に2%以上離れた時に売る
- 保有期間は最高でも半年程度
- 大暴落が来そうな大事件の時は売る(コロナショック、リーマンショックなど10年に1回レベル)
→全部のルールを守る必要はないが、①は絶対に守る
【買いタイミング①(日足50SMA)】
画像の赤い移動平均線に上からタッチしたところを買います。

【買いタイミング②(週足25MA)】
画像の青い移動平均線で買います。そんなに多く来る買いタイミングではありませんが、買っておくと利益が乗りやすいです。

【買いタイミング③(暴落後の上がり後】
暴落した後の、価格が安定した頃に購入します。

このタイミングで買っていくと、1年に10回程度は買うことができます。
保有する枚数を3枚と決めているなら、4枚目を購入する時点で、1枚必ず売ること。
基本的にアメリカ株は右肩上がりなので、「下落に耐える設定」がきちんとできていれば、報われる可能性が高いです。
難しく考えずに、下落に耐えるよう準備しておき、上昇したら売るというのを意識しておくといいでしょう。
下落には耐える設定(20%下落に耐える資金量)
米国株は長い目で見ると上昇しています。
なので、下落に耐えることさえできれば、最終的には報われる可能性が高いんです。
我慢の時が数ヶ月〜1年ほど続くケースもありますが、なんとか我慢するようにしましょう。最終的にプラスになればOKです。
- コロナショックの下落は約36%
- 20%程度の下落に耐えられるように資金を確保しておく
- 下落に勢いがすごい時は早々に売る(投資を続けていれば、わかるようになる)
資金量の確保は注文時にロスカットレートを設定しておくのとわかります。
詳しいGMOクリック証券の操作方法に関しては参考記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。
この戦略のメリット・デメリット
戦略のメリットとデメリットをまとめました。
- メリット:再現性が高い
- デメリット:含み損に耐える期間ができること
誰でも実行することができますが、含み損に耐える期間をある程度見る必要があります。
大事なのは全勝することではなく、トータルでプラスにすること。
マイナスになることもありますが、長期的にアメリカの株は上昇している過去を信じて、投資していきます。買いタイミングなどが明確で、再現性は高く始めやすい手法です。
【2021年までの戦略】株価指数CFD積立戦略②〜キャピタルゲイン短期総取り戦略とは?〜

2つ目は短期間でキャピタルゲインを取っていく戦略です。
難易度は少し高くなりますが、米国NQ100を運用することで、利益幅を大きく取っていきます。
基本的には先ほどの戦略①を採用し、慣れてきた人が戦略②を採用するイメージです。
米国S500と米国NQ100を目的別に選ぶ
まず投資するのは米国S500と米国NQ100です。
目的別に選びますが、米国NQ100を優先した方が利益が取れます。
米国NQ100の場合、15000→16000に上がるだけで、約10万円の運用益を得ることができます。
- 15000→16000で、約10万円の運用益
- ①は1ヶ月で変動することもある
- 運用益が大きくなる
運用益が大きくなる分、含み損も大きくなるので、戦略①を経験してから、戦略②に進むのがおすすめです。
基本的には戦略①を採用し、挑戦したくなった場合のも戦略②を採用してください。
下落時に積み立てていく
下落時に積み立てていくのが基本です。
- 高値から5%下落で積み立て
- ①を繰り返す
- 保有する建玉の数は決めておく(多く保有しすぎない)
【買いポイント】

売る時は移動平均線から上に離れた時です。
【売りポイント】

これを繰り返すだけで、数万円の利益を取ることができます。
含み損にどれだけ耐えられるかはメンタルの問題なので、自分自身と相談しながら挑戦してみてください。
10%下落でロスカットの設定(下落したらロスカット)
買ったところから、10%下落したところにロスカットレートを仕掛けます。
数%下落した時に買うので、高値から10数%下落するとロスカットです。
具体的な買い方を下記にまとめました。
【買い方】
- 米国NQ100が直近高値16000だとする
- 5%下落した15000で購入
- ロスカットレートは13500に設定(15000の10%下落)
- 含み損は耐える
→ロスカット設定は買った瞬間に設定するようにする
過去に米国NQ100が10%以上下落したことはありますが、その頻度は多くありません。
数ヶ月程度の短期間で、利益を得ていく戦略です。
戦略のメリット・デメリット
戦略のメリット・デメリットは下記です。
- メリット:短期間で10万円以上の値上がり益が取れる
- デメリット:ロスカットのリスクが増す
ロスカットの設定を10%下落に設定すると、1つ建玉を買うのに25万円〜30万円程掛かりますが、3ヶ月程度で値上がり10万円なら+30%です。
建玉を何個買うかによって、運用益が変わってきます。
いずれにしても、短期で大きく利益幅が狙えるのがこの戦略のメリットです。
株価指数CFD積立は一度触ってみてわかることが多い

ブログ記事を読んでも実際にいじってみないとわからないことは多いです。
- 操作方法
- 必要な資金量の確認方法
- チャートの見方
口座開設して、画面をいじることで、わかります。
GMOクリック証券では無料で口座開設できますし、初心者の方にも使いやすい画面です。私もGMOクリック証券で、CFDに投資しています。
株価指数CFDはインデックス投資よりパフォーマンスがないとやる意味がありません。利益を狙える時にしっかり投資して、+数十%取れるように一緒に頑張りましょう。
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