CFDは使い方をマスターすれば、あらゆる人におすすめ?
レバレッジがあるので、現物よりも資産を大きく増やせる可能性があるCFD。
そのCFD取引におすすめな人とおすすめじゃない人をこの記事では紹介します。
【この記事でわかること】
- CFDはどんな人に向いているのか?
- CFDに向いてない人はどんな人なのか?
- CFDに向いている投資対象と初心者向けの証券会社
現物取引では物足りず、CFD取引を考えている方はぜひこの記事の内容を参考にしてくださいね!
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など
株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。
口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ
CFDをおすすめする人
CFDをおすすめする人は下記のような人です。
- 短期間でリターンを得たい人
- 単純な戦略が好きな人
- 多少の失敗は仕方ないと思える人
レバレッジがあるので、リターンを大きくできるのがCFDのメリットです。
短期間でリターンを得たい人
CFD取引は数日〜数週間単位で大きな運用益を狙えます。
仮に20万円投資したとしたら、1ヶ月で10万円(50%の運用益)が出ることも珍しくありません。
私自身投資の種類を分けています。
- 短期間で大きな運用益狙う投資:株価指数CFD、仮想通貨
- 中期的に年リターン10%以上を狙う投資:トラリピ
- 老後資産用の運用:つみたてNISA、iDeCo
株価指数CFDの話をあまり聞かないのは結構謎で、一気に10倍は狙えないかもしれませんが、仮想通貨の次ぐらいに短期で大きなリターンが狙えます。
リスクも大きくはなりますが、知っておいて損がない投資対象です。
仮想通貨は不調な時期もありますから、株価指数CFDという選択肢が残っているだけで投資できる対象は広がります。
短期間で大きな運用益を出す投資にチャレンジしたい方にとって、株価指数CFDは大きな選択肢です。
単純な戦略が好きな人
CFDはアメリカの株価指数に投資するのがメインですから、基本的には上目線で判断します。
なので、初心者の方は売りではエントリーしません。
- アメリカの株価指数に投資する
- 基本的には買いでエントリーする
- 買いタイミングだけしっかり決めておけばOKな投資
買った後は上昇を待つだけなので、買いタイミングが重要です。
逆に言えば、買いタイミングを見定めることだけに集中できるので、勉強しやすいのがメリット。
チャートや何を基準に株価指数が上下動しているかを見れば、かなりいい判断ができるようになります。
また、価格調整額を狙ったゆるくまったりした戦略もあり、含み損期間をそれほど気にしない方は価格調整額狙い戦略もあり。
レバレッジありでも長期的な戦略を作りやすいです。
多少の失敗は仕方ないと思える人(投資全般に当てはまる)
投資である以上、多少の失敗はあります。
どの投資にも当てはまりますが、多少の失敗は仕方ありませんし、全線全勝は絶対にありません。
CFDの場合、短期で資産が増えるケースもあれば、短期で資産が減るケースもあります。
- 失敗の確率を許容できる
- 失敗から次の一手を出せる
- トータルで稼げればいいと考えている
多少の失敗はどの投資でもありますが、CFDは短期で結果が出ることが多いので、失敗と成功を上手に受け入れられる人におすすめです。
CFDをおすすめしない人〜勝てない人は感情が揺るがない投資へシフト〜
CFDをおすすめしない人は下記のような人です。
- トレードを辞められない人
- 買いタイミングに気を配るのがストレスになる人
「買いタイミング」「トレードをやめられるか」がCFDでは重要なので、それができない方はおすすめできません。
トレードを辞められない
CFDは自分にとって、優位な局面だけ勝負する必要があります。
利益にこだわって、不利な局面でもトレードを続けてしまう人は利益を失ってしまう可能性があるので、向いていません。
【CFDの取引】
- 相場の調子がいい時に取引する
- 利益が出たら、次は危ないと考える
- エントリーできる場所(得意ゾーン)までひたすら待つ
CFDの取引はどこまで待てるかが大事で、「1回稼げたから、次はもっと稼ぎたい」という心理がマイナスに繋がります。
稼いだら一旦冷静になるなど、トレードしない期間をしっかり作れるかが重要です。
エントリーポイントはそれほど多いわけではないので、買いタイミングをしっかり見計らって投資しましょう。
専業トレーダーは毎日トレードします。ただ、副業で投資する人はそこまでの時間がないので、買いタイミングを見計らいましょう。
買いタイミングに気を配るのがストレスになる人
基本的に投資は楽しみながらやらないと厳しいです。
嫌な仕事をこなすみたいな感じで、嫌々やっているとストレスが溜まりますし、冷静さを失ってしまいます。
CFDを実際にやってみないとわからないことですが、ストレスを感じてしまう場合はやめた方がいいでしょう。
- 実際にやってみてストレスを感じる→他の投資に移行
- ゲーム感覚で楽しめる(損も含めて)→CFDをやり続けてもOK
ストレスや欲望といったものに、CFDのパフォーマンスは左右されます。
決められたことを守っていかないと、利益は出せませんので、CFDがストレスになる人もCFD投資はおすすめできません。
「自分がどういうタイプかわからない」という方はまず2万円〜3万円程度の少額で投資してみて、自分がどっちのタイプに当てはまっているか判断しましょう。
CFDをおすすめしない人はどんな投資が向いているのか?
CFDがおすすめじゃない人に向いている投資は次のようなものが挙げられます。
- 自動売買で自分が使う時間を減らすトレード
- CFD長期投資戦略
- 積立投資に専念する
1つずつ順番に見ていきましょう。
自動売買で自分が使う時間を減らすトレード
CFDはトレードを頻繁に行う投資手法です。
そのCFDが向いてないなら、短期的なトレードをしない方がいいかもしれません。
トレード回数を抑えた投資手法もあります。
- トラリピ(FXの自動売買)
- 仮想通貨つみたて投資
CFDに挑戦したいということは「短期間である程度利益が得たい」というのが本音だと思うので、「トレード回数が少なく、数年間でリターンを大きく上げられる投資」にチャレンジしましょう。
トラリピは自動売買なので、トレード画面を見る時間はかなり少ないです。
仮想通貨の積み立ては5年スパンぐらいで積み立てるので、こちらもトレード回数が少なめ。
個人的にはトラリピの方が好きなので、トラリピの方に多く資産配分しています。
CFDの長期投資戦略
CFDにもいろんな投資戦略があり、長期保有戦略もあります。
トレード戦略と違う点は下記です。
トレード戦略 | 数日〜数ヶ月スパンで運用益 少ない金額で運用可能 買いタイミングを明確にする必要あり |
長期戦略 | 下落局面で買い、買った建玉をそのまま放置 金額は多く必要(ロスカットレートを広く取るため) 買いタイミングは重要だが、ある程度下落したら買っていい(ややゆるい基準になる) 含み損が大きくなる可能性がある点に注意 |
米国株は長期的に上昇しているので、ロスカットレートを広げて長期保有すば、いずれ上昇するという考えです。
また、イギリス100は価格調整額が3ヶ月に1回手に入るので、配当金のように価格調整額を着々と積み上げる戦略もあります。
記事の後半の投資対象のところではもう少し詳細に触れてますので、考え方もチェックしてみてくださいね。
積立系の投資に専念する
積立系の投資に専念する戦略も決して悪くありません。
ただ、積立というとどうしても老後に向けてやる印象がありますよね。
- つみたてNISA:10年〜20年先の資産運用
- iDeCo:老後資産向けの運用
こういった運用になるわけですが、株価指数CFDに興味を持っている方は「もっと短期で資産を増やしたい」と思っているはずです。
そこで、積立対象を今後5年ほどで伸びるものに限定するといいでしょう。
- 仮想通貨:今後5年〜10年でさらなる伸びが期待できる
- レバナス:ナスダックの成長に期待する。
ともに、下落したタイミングで買うのが重要。具体的戦略はレバナス1本で億り人!?下落時の「つまみ食い戦法」でリスク低減し目指す方法で公開中
毎月安定して積み立てるのではなく、一定のルールをもうけてそのタイミングで積み立てていくのが重要です。
事前に積立のルールを決めておくことで、機械的に資産を購入できます。
買いタイミングを見定める必要がありません。
仮想通貨の始め方に関しては下記記事にありますので、先ほどのレバナス戦略記事と併せてご覧ください。
CFDでおすすめの取引銘柄一覧
CFDでおすすめの取引一覧は下記です。
- アメリカ株価指数
- イギリス100
- インドNIF
- 原油
- 金(基本的にはそこまで投資しない)
株価指数を買ったり売ったりするのが基本的な取引です。
アメリカ指数:米国S500、米国NQ100(ミニ)
基本的な投資対象はこの2銘柄になります。
アメリカの投資対象としては米国30もありますが、CFDでの投資を考えると米国NQ100や米国S500の方が過去のパフォーマンスはいいです。
戦略次第でどちらに投資するのかを分けるのが基本的な作業。
- 短期売買戦略:米国NQ100(ミニ)優先、米国S500
- 長期戦略:米国S500
長期戦略では上昇より下落幅をいかに小さくできるかが勝負なので、下落幅が抑えやすい米国S500を運用します。
反対に短期売買では短期でも大きく値上がりする可能性がある米国NQ100を運用します。
戦略に合わせて、運用する対象を変えていきましょう。
イギリス100
イギリス100は長期運用戦略の肝になる投資対象です。
配当金のように3ヶ月に1回価格調整額が手に入るので、基本的に保有しておくだけでOK!
価格調整額が入ってくる投資対象は他にもありますが、イギリス100のパフォーマンスは比較的いいです。
- 下落した時に買う
- 3ヶ月に1回価格調整額を手に入れる
- 価格調整額と値上がり益を狙う
下落局面で買っておけば、利回りが上がります。
頻繁な売買ではなく、まったりと保有し続けられるので、比較的ラクな戦略です。
イギリス100を使った長期戦略は下記記事で詳しくまとめてますので、参考にしてみてください。
インドNIF
インドNIFも今後の成長が期待できる投資対象です。
長期戦略ではなく、完全に短期トレード戦略になりますが、インドNIFをトレードするのは悪い選択肢ではありません。
- テクニカル指標が理解できる
- アメリカの経済ニュースを理解できる
- 損切りできる
景気後退局面が来た場合(リーマンショックの時などのような局面)では積極的に買い向かっていきたい銘柄です。
1番のチャンスはみんなが悲観的になった局面なので、その局面ではアメリカの株価指数とともに購入を検討していきたいですね。
今後の成長が期待できる国なので、積極的に購入を検討したいと考えています。
原油
原油は投資する機会がそれほど多くありませんが、ニュースをチェックしたりすると投資しやすくなります。
- 原油増産のニュース
- 景気後退のニュース
- インフレのニュース
こういった話題が出始めた時は投資するチャンスですし、その話題が一巡した後は投資するのが難しくなります。
原油の増産が考えられる局面で、ショートするなどの戦略がありますね!
運用益をしっかり受け取って、将来に備えていきましょう。
金
金も上昇局面になったら、投資したいところですが、投資期間は短期です。
上昇トレンドがいつまで続くか読みにくいですし、今は仮想通貨の存在もあります。
長期保有した場合「他の投資対象と比較して、劣後する」状況が考えられ、劣後に気づくのが3年後とかだと取り返しがつかないわけですね。
なので、金への投資は比較的短期で、長くて数週間〜数ヶ月単位の保有にするのが私の考えです。
CFD初心者におすすめの会社はGMOクリック証券(私も利用)
CFDに関してはGMOクリック証券がおすすめです。
- GMOクリック証券
- IG証券
これらの会社が有名ですが、日本人の方が使う場合はGMOクリック証券の使い勝手がいいです。
IG証券は海外の会社なので、初心者には不向き。
取扱銘柄はIG証券の方が多いですが、そこまで多くの銘柄数を取り扱う必要はないので、使いやすいGMOクリック証券で十分でしょう。
私自身も株価指数CFD取引に関してはGMOクリック証券のみ使用しており、当ブログでもGMOクリック証券の操作方法しか解説していません。
初心者の方はGMOクリック証券を使い、銘柄数を増やしたい場合はIG証券使うといいでしょう。
まとめ:CFDは運用益を大きくできる!正しく使えばメリットは大きい
CFDはレバレッジ投資商品なので、運用益も損失も大きくなります。
なので、闇雲に使ってしまうと大きな損失になってしまうんですが、上手に使えば資産を大きく増やせます。
【CFDにおすすめな人】
- 短期的にリターンを大きくしたい人
- 価格調整額狙いなど単純な戦略でもリターンを上げたい人
- ロスカットの管理を勉強できる人
ロスカットレートを把握しつつ、資金管理をしっかりすれば、CFDは有意義な投資対象となります。
CFDは2万円〜3万円程度あれば挑戦できるので、現物よりも短期間で運用益を大きくしたい方は投資の際の選択肢に入れてみてください。
コメント