CFDを持ち続けるのはメリットあり?
長期保有を考えているあなたに向けて、CFDを持ち続ける際の注意点と私の長期保有に対する考え方をお伝えします。
結論を先に書きますと、株価指数CFDではずっと持ち続けてはいません。
- 保有期間は長くても1年程度
- 数週間〜数ヶ月スパンでトレードすることが多い
- 持ち続ける場合は米国S500
これらが私の基本的な考え方です。
株価指数CFDを持ち続けるデメリットについて、開設しますので、
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など
株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。
口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ
CFDを持ち続けるのは戦略次第で有効な理由

CFDは基本的に短期トレードをで運用するものです。
ですが、数年程度持ち続けることも戦略として悪いわけではありません。
その理由をここでは解説します。
米国株は長期的に上昇傾向だから
米国株は長期的に上昇傾向になっています。
ただ、大事なのは下落したタイミングで仕込めるかどうかです。
高値で仕込んでしまった場合はCFDは苦しいですが、下落したタイミングで買えればどこかのタイミングで報われる可能性が高いでしょう。
- 移動平均線を目安に買う
- 金融政策が悪い年は安いラインで買う
- 金融政策がいい年は積極的に買う
株価指数CFD最新戦略まとめを見ていただくとわかりますが、毎年戦略が変わっています。
ずっと同じ戦略で進んでいけないのが株価指数CFDですが、1番の高値で掴まない限りは持っておけると言っていいでしょう。
持ち続けるだけの資金があるかどうかとロスカットレートを確認して判断していきましょう。
大事なのは買いタイミング
ずっと持っておけるかどうかは買いタイミングにもよります。
高値で買った場合は含み損がかなり大きくなるので、持ち続けるのが難しいです。
一方、高値から10%下落した後に買った場合はロスカットレートを広げて、持ち続けることもできます。
【持ち続けるための条件】
- ロスカットレートを把握している
- どこまで下落しても持ち続けるのかを明確にしている
- ロスカットレートの拡張をどこまでするか決めている
ことが起こってから判断するのは遅いので、事前にいろんなパターンを想定して、持ち続けるかどうか判断しましょう。
価格調整額をゲットできる可能性も
保有しているだけで、価格調整額がプラスになる可能性もあります。
ただ、価格調整額はマイナスになる可能性もあるので、そこまであてにしない方がいいでしょう。
- 上昇幅を狙う:メインの投資
- 価格調整額:おまけ。プラスならいいなぁ程度
長期保有であっても上昇を狙っていくのが基本的な戦術です。
過去の米国S500の価格調整額の掲載します。
【米国S500の価格調整額】

価格調整額の調べ方は→→GMOクリック証券の価格調整額履歴と発生日の調べ方【投資戦略もあり】
CFDを持ち続ける期間に関する注意点・考察

CFDを持ち続ける期間については注意点があります。
- 期間を最初に決めてはいけない
- 保有する期間はチャート次第
- 下落局面で買うと長期保有しやすい
これらの点について、1つ1つ見ていきましょう。
期間を最初に決めてはいけない
最初から「10年は持ち続ける」などと決めてかかってはいけません。
相場では何が起こるかわかりませんし、相場に合わせて柔軟に対応していかないといけないからです。
CFDの場合は持ち続けるとしても、1年程度がいいでしょう。
- 長期保有も戦略としてはあるが、レバレッジが大きすぎる
- マイナスの場合は持ち続けてもいいが、ロスカットレートは常に確認
「1年程度」というのも微妙で、相場に応じて売ったり買ったりするのが理想です。
長期保有の場合はロスカットレート拡張用の資産も用意しておくようにしましょう。
保有する期間はチャート次第
保有するかどうかはチャート次第です。
「5年間は保有」とやっていると、とんでもない暴落が来る可能性もあります。
長期で保有する場合は週足の移動平均線が基準になります。

上記画像は週足の移動平均線ですが、青の移動平均線は2020年7月以来、実体線で割り込むことがありませんでした。
2022年の1月にようやく割り込んだわけですが、それまでは長期上昇トレンドです。
長期で保有する場合は週足チャートから「買いタイミング」と「売りタイミング」を考えてからエントリーします。
下落局面で買うと長期保有しやすい
2020年3月のコロナショックで、買ったとするとずっと長期保有できていたでしょう。
CFDをどれだけ持ち続けるかは買ったタイミングによります。
一番底になっているタイミングで買うことはできませんが、下落したタイミングで買えれば、その後長期保有しやすいです。
持ち続けられるかどうかは買いタイミングに左右されるので、「買いタイミング」こそがとても重要になります。
- 買った瞬間に期間を決めない(臨機応変に対応するため)
- 売りタイミングはチャートから判断する
- 買いタイミングが持ち続けるには重要
CFDを持ち続ける時は米国S500を最優先にしている理由

CFDを持ち続ける時は米国S500を最優先にしています。
最近は「レバナスーーー!!」みたいな感じで、ナスダックが重要視されているように感じますが、CFDにおける私の考えは違います。
上昇ではなく、下落時の大きさを優先する
上昇を取るならナスダックに連動した米国NQ100がいいでしょう。
ただ、CFDを長期間持ち続けるとなると最も警戒すべきは下落幅です。
上昇幅の大きさより下落幅小ささを優先すると含み損を小さくできる可能性が高まります。
- 上昇幅を優先:下落に耐える必要も出てくる
- 下落幅の小ささを優先:含み損が少なくなる傾向
上昇を取りたい気持ちは山々ですが、下落を小さくすることで、最終的な運用益も取りやすくなるというのが私の考えです。
CFDはレバレッジが掛かっているので、損失には気を使う必要があります。
損失になった時に、最も下落幅が小さいのはどれかを考えるようにしましょう。
安定感がある
長期的な推移を見ても安定感があります。
CFDはただでさえレバレッジをかけたハイリスク・ハイリターン投資です。
であるなら、比較的マイルドな動きをする投資対象の方がいいと考えています。
これはあくまで私の考え方で、人それぞれ正解は違います。
米国NQ100で投資するのもありでしょうが、私は持ち続ける場合は米国S500にします。
「米国NQ100を買ってれば、もっと利益が取れたのにぃ!!!」と思うことも正直ありますが、そのような欲はすぐに封印です。
株価指数CFD最新戦略を公開中

株価指数CFDは積立を続ける投資ではないので、毎年戦略を変えています。
そして、毎年ではなくさらに短期スパンで戦略を変える時もあります。
株価指数CFD最新戦略まとめにて、運用履歴と最新の戦略を公開中です。
2022年は相場の乱調が予想されるため、比較的大人しめのトレードですが、仕込んで行けるチャンスはどこかで来ます。
そのために準備だけは欠かさないようにしていきましょう。
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