「CFDで配当金生活するのはいいの?」
こんな疑問を株価指数CFD投資をしている私がお伝えします。
私は配当金のように定期的に収入が入る「価格調整額」を狙った投資をしていました。
ただ、現在はその戦略から撤退しています。
【この記事でわかること】
- 配当金狙いの投資から撤退した理由
- CFDで採用しているメイン戦略とは?
- 配当金狙い投資の始め方とメリット
こういったポイントをわかりやすく解説してますので、配当金投資に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
【当ブログの理念】
CFDを中心に投資をまとめたブログです。
CFDで1ヶ月〜1年スパンで運用益を狙う方法をまとめています。
リターンを大きく狙うので、リスクも伴います。
その点を理解した上で、ご活用ください。
運用中の投資→CFD、仮想通貨、トラリピ、インデックス投資、米国株など
株価指数CFDはGMOクリック証券で行っています。
口座開設の詳しい方法は別ブログの【株価指数CFD】GMOクリック証券での買い方と口座開設方法でどうぞ
CFD配当金生活は実現できるのか?

株価指数CFDには「配当金」という言葉はありません。
価格調整額を長期的に得ていくことで、配当金と同じように定期的に運用益を得るやり方があります。
理論上は価格調整額を配当金のように得ながら、生活することは可能です。
ただ、いくつかデメリットがあるので、私は価格調整額を受け取る投資を今はやってません(2021年の途中まではやってました)
利回りがそこまで良くないので、現状は米国S500をメインに投資しています。
CFDの配当金生活は「価格調整額投資」で実現自体は可能な理由

株価指数CFDの配当金生活は価格調整額投資で、対応可能です。
価格調整額の特徴は次のとおりです。
- 3ヶ月に1回入るので、実質配当金のようになる
- 価格調整額プラスが続いている銘柄がある
詳しくみていきましょう。
3ヶ月に1回入るので、実質配当金のようになる
価格調整額は3ヶ月に1回入るので、実質配当金を得られるような投資スタイルになります。
基本的な始め方は下記です。
- イギリス100を買う(価格調整額が大きい)
- 長期保有して、価格調整額を増やしていく
- 評価損益がマイナスになってない局面で利確
3ヶ月に1回入る価格調整額を何年も増やし続けていけば、大きな運用益になります。
建玉を保有しているだけで運用益になるので、実質配当金のようなものです(配当金とは少し違いますが)
プラスが続いている銘柄がある
価格調整額はマイナスになるケースもあります。
マイナスになってしまうと元も子もないんですが、ずっとプラスが続いているものがあり、それがイギリス100です。
【イギリス100の価格調整額】

この価格調整額を長期的に受け取っていくのが価格調整額狙いの投資となります。
イギリス100は価格調整学の利回りがいいので、価格調整額投資をするなら必ずイギリス100を選びましょう。
他の銘柄を選ぶと利回りが少なくなってしまいますし、場合によってはマイナスになってしまうケースもあります。
【注意】厳密には配当金ではない
厳密には配当金ではないので、価格調整額がマイナスになる可能性もあります。
イギリス100は過去の価格調整額がプラスで推移していますが、マイナスになるものを選んでしまうと建玉を持っているだけでマイナス。
どんな銘柄でも買っていいわけではありません。
価格調整額狙いの投資は過去の価格調整額がプラの銘柄(基本的にはイギリス100)を選ぶようにしましょう。
CFD配当金狙いではなく、値上がり益狙いにしている理由

株価指数CFDの投資は値上がり益狙いにしています。
その理由をまとめましたので、参考にしていただければ嬉しいです。
ロスカットレートが気になる
株価指数CFDはロスカットレートを設定しないといけません。
価格調整額を配当金のように受け取れるとは言っても、ロスカットレートしてしまうと大損になります。
【価格調整額投資の前提】
- ロスカットしない
- 評価損益は気にしない
ロスカットしないということはロスカットレートを幅広く取るということになりますが、それでもロスカットの可能性がゼロになるわけではありません。
長期投資だとどこかで暴落がきます。
その暴落の期間の耐えるリスクを減らすべく、CFDでは短期的に値上がり益狙いの投資をすることにしました。
CFDにおける長期戦のリスク
CFDを長期で運用すると、ロスカット以外にもリスクが出てきます。
- 急な資金が必要になるリスク(損切りして、引き出す必要が出てくることも)
- 運営会社リスク(商品の停止やルール変更など)
現物投資の場合はロスカットがなく安心なんですが、株価指数CFDはレバレッジをかけるものです。
長期で運用するには怖い面があります。
このようなリスク面から「CFDを長期でやるのはよくない」と判断して、値上がり益狙いの投資を中心にしました。
マイナスの期間が長くなる可能性
価格調整額狙いの投資は損をしている時にじっと耐えないといけません。
例えば、100万円投資していたとして、20万円含み損があったとしたら、その含み損がなくなるまではひたすら我慢しないといけないんです。
含み損が数年続く可能性もあり、含み損期間はひたすら我慢するのが価格調整額戦略。
マイナスの時に引き出してしまうと戦略として成り立たなくなるので、短期で完結できる値上がり益狙い戦略に挑戦するようになりました。
評価損益がマイナスになる可能性
評価損益がマイナスになると、価格調整額では補えないほどのマイナスになります。
価格調整額投資の狙いの投資は「3ヶ月に1回の価格調整額を得ながら、評価損益はマイナスの期間を我慢し、プラスか横ばいになるまで引き出さない」戦略です。
下記のような局面だと、1年半引き出せなかったことになります。

評価損益がマイナスの時に引き出してしまうと、投資成績はマイナスです。
ですので、上の画像の丸のポイントまで待つ必要があり、待てなければマイナスで終わってしまいます。
これが価格調整額投資のリスクです。
値上がり益を狙う方がパフォーマンスがいい
株価指数CFDは値上がり益を狙う方がパフォーマンスは良いです。
S&P500の場合、500ポイント上がれば、約5万円の運用益になります。
- 価格調整額:1つの建玉につき、年間3000円ぐらいの運用益
- 値上がり益:1つの建玉につき、年間3万円以上狙える
2021年の投資実績を考えますと、米国S500は1000ポイントほど上昇しているので、約10万円の運用益です。
値上がり益を狙って行った方が大きな運用益が取れるので、運用益狙いの投資一本の切り替えました。
価格調整額狙いの投資は悪い投資ではありませんが、株価指数CFDをやる以上、値上がり益が大きい投資をしたいと思ったんですね。
なので、価格調整額狙いの投資は辞めました。
- より大きな運用益を狙いたいと思った
- 長期で株価指数CFDをやるリスクが大きいと思った
- 資金拘束の可能性
→簡単に言うと、値上がり益狙いの方が儲かりそうだから選んだ笑
CFD配当金投資で得られる運用益はどれくらい?

イギリス100に7188で投資しようとすると、得られる運用益は下記のようになります。(記事を書いた時点での価格です)
- 4万7000円前後必要
- 価格調整額は年間3000円をやや超える
- 利回り5%ほど
→利回り5%はそこまで美味しい投資ではない
利回りは5%をやや超えるぐらいに落ち着く可能性もあります。
どの価格帯で買うのかにもよりますが、利回り的においしいとは言えないです。
いずれにしても米国株に投資するよりリターンが悪くなる可能性が高いので、配当金(価格調整額)狙いの投資は現在やっていません。
CFD配当金生活に必要な資金〜3000万円以上は必要です〜

配当金生活に、月20万円ほど必要だと考えると、
- 年間240万円必要
- 4万7000円で年間3000円の価格調整額
- 3760万円の投資資金が必要
という計算になります。
価格調整学の利回りなどを考えると、投資妙味という点では他の投資には劣ります。
なので、株価が大暴落したところで買い進めて、利回りをよくする手法がいいでしょう。
毎月積み立てる戦略はリターンを悪くしてしまう可能性があります。
まとめ:CFD配当生活は利回りの低さを気にしなければあり(私たけは撤退)
CFDの配当生活は利回りの低さを気にしなければありです。
重要なポイントを下記にまとめました。
- 価格調整額を受け取る投資で、厳密には配当金生活ではない
- 利回りは5%~10%の間で推移する
- 配当金のようになる可能性はある
- ロスカットリスクは消えない
- ロスカットレートを変動させることで、利回りを上げることは可能
→私たけ自身は値上がり益投資
基本的には値上がり益狙いで投資して、パフォーマンス最大化を狙う方がいいでしょう。
米国株に投資すれば、値上がり益を取れる可能性も高いです。
値上がり益を狙った戦略に関しては下記記事でまとめてますので、運用益を大きく狙いたい方は一度チェックしてくださいね!
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